個人的には残念だと思いました。この映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』は、ドラマ→実写映画という繋がりがあり、今回アニメ化されたわけです。

 

監督には岩井 俊二(いわい しゅんじ)さんが3作に携わっていました。実写では奥菜恵が出演するなど、とても話題になった作品でもあります。ドラマ、映画ともに大ヒットしただけに、今回のアニメ化は酷かったという酷評に繋がりました。その理由は下記にて紹介します。

 

 

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つまらなかったと思う理由

 

 

  • 『君の名は。』を期待させるような宣伝で客を釣る詐欺映画。主役の声優は棒読み、画も粗さが目立つ、つまらない。
    『君の名は。』を利用した金儲けのためだけに作られた詐欺映画。宣伝に騙されないように気を付けろ。
  • まあとにかくひたすら酷かった。製作側はこれを本当に面白いと思いながら作っていたのでしょうか?そんなはずは無いと信じたい。ある程度出来上がった所でつまらないのが発覚し、客寄せのために広瀬さんと菅田さんのキャスティングを急遽決めたとしか思えない出来栄えです。家に戻ってこのサイトを見てみたら、案の定酷評の嵐で妙に納得。早速ネタバレ全開でキツイと思った点を挙げていきたいと思います。
    ネタバレ注意!
    まず菅田さんの棒読み具合。
    最初のうちは、まだ気になりませんでしたが「てんめー」という台詞があまりに酷すぎて、思わず背筋に寒気が。それ以降は、目をつむればそこに「菅田将暉」がおり、常に冷めた目で観ている自分がいました。そして広瀬さんの歌。
    台詞が棒なのも当然苛立ちますが、歌のシーンは今からでも録り直せと思わせる程、厳しいクオリティでした。しかもリピートとか寒すぎるだろ。オーディションしないで配役なんかするからこんな有様に・・

    花火の話題はどうでもいいのにしつこくて、心底うんざり。萌え絵だけ力の入ったゲーム。滅茶苦茶つまんなそう。

    親が地面に落ちた「なずなの荷物」を放っておくのは不自然です。そして都合よく駅に現れるのも変だし、まだ子供である典道を殴るのも大人げ無さすぎて理解不能。

    祐介の行動も全然共感出来ません。
    典道の部屋で「あいつらに付き合ってただけじゃーん」と言いながら横たわって変な動き。何かイラッ・・!なずなの誘いを受けてそれを無視したくせに、典道となずなが一緒
    に行動すると敵意をむき出しに。思春期の複雑な感情なのか別次元の世界の人間だからなのか分かりませんが「なんなのこいつ」としか思えません。電車を追いかけるとか、友達を突き落とすとかも普通に有り得ない。

    典道の行動も、ご都合展開臭が強くて溜息出まくり。まずあの奇妙な玉を、全力で投げる行動そのものが不自然です。最初のリピートの時、全然うろたえた様子が無かったので、記憶もリセットされるのかと思いきや、後半で全部覚えてると告白。だとしたら「何なんだこの現象は・・」という葛藤のシーンは絶対必要でしょう。

    「俺はこの世界でなずなと一緒にいたい!」あんな意味不明な背景を見て、よくそんな事言えるな。言われた方もいい迷惑だろ。そしてなずなに全く魅力を感じません。最初に祐介を誘っている時点で、典道への想いは所詮その程度だと分かり、それ以降全ての台詞や行動への感情移入が「不可能」に。

    特に「か」「け」「お」「ち」のカットは非常にウザい。

    「まだまだあるのう」という台詞は棒演技と言うのもあり、呆れる程わざとらしく感じました。「泳ごう」と言ったあとの一連の行動も、狙ってる感があまりにも強い。ほんともういい加減にしろよ。

    先生・・何でどうでもいいキャラの名前を延々呼び続けるの?んで私の大嫌いな、謎めかしたエンド。「早く終われ」「早く終われ」と願い続けていたので、早く終わってくれたのは助かりましたが・・褒める部分が全く見当たらない、駄作中の駄作でした。

 

 

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  • なんの盛り上がりのないままぶつ切りEND。90分がすごく長く感じます。主人公もなんか見ていてイライラします。爽快感とか一切なく、ノスタルジックも何も無いです。派手に宣伝やってますが見に行くと公開するパターンの大作です。
  • 後半に盛り上がるはず!と自分に言い聞かせながら観ていたら、エンドロール流れてきた。
  •  日本のアニメは世界に誇れる芸術です。
    CGアニメ全盛のこのご時世に、昨年立て続けに優れたアニメ作品が発表されたおかげで、手描きの2Dアニメの素晴らしさと日本のアニメーターの技術力が改めて再評価され…。と、真面目に批評しようと思ったけど、こんなクズ映画に時間かけるのは勿体無いのでストレートに感想を述べます。こんな中途半端な中身のないもんを公開するんじゃねーよ!製作サイドの売れる要素突っ込めば儲かるんじゃね?的な安直さがダダ漏れなんだよ!!金払って時間作って観に来てる観客を馬鹿にするな!広瀬すずと菅田将暉は声だけで繊細な表現ができない、顔芸とオーバーアクションが魅力の役者なんだから、今後は歌手だの声優だのに色気出さず大人しくマンガの実写化量産に集中してください。
  • 親の都合で引っ越してしまうヒロインなずなと典道の最後の1日を描いた作品。劇中には沢山の「もしも」が現れ、典道はその1日を何回も、あらゆる形で繰り返すことになります。現在この映画のレビューには酷評が目立ちます。その理由としては主役2人のキャスティング、そして物語の意味不明性、シャフトの独特な表現方法が挙げられると思います。
    ネタバレ注意!
    個人的には主役2人の演技にはそこまで違和感を感じませんでした。
    特に菅田さんの棒読みっぷりには最初はひっかかりましたが、そのぎこちなさが思春期の男の子らしくもあり、典道に合っているように感じます。

    私が気になった点は、主役2人の演技
    以前に物語がよく分からないということです。これは私の理解不足でもあるのかもしれません。

    この映画の中では典道やなずながどのような人物で、何を考えているのか、また2人はどのような関係なのかが全く説明されないまま、「最後の1日」が始まります。
    その前提が分からないままに物語が進むため、最後の1日やif設定が登場人物達にとってどれほど大切なものであるかということが、観客には伝わりません。

    個人的には典道はなぜなずなに惹かれているのかがよく分かりませんでした。(見た目以外で)

    また、なずなも同じように、典道でなければならなかった理由が特になかった気がします。転校前の1日を、現実逃避する道ずれになってくれれば、そして非現実的な時間を一緒に過ごしてくれる相手であれば誰でも良かったのではないかと思ってしまいます。前から好きだったみたいな描写もないですし・・・。

     

    登場人物がどのような人なのか分からないままなので、キャラクターに共感することが出来ません。

    主役2人のうち片方でも観客が好きになったり、共感したりできるような工夫がされていたら、この映画を観る目はがらっと変わるのではないでしょうか。それがないままに話が進むため、観客が作品からおいてけぼりになり、他人の話を聞かされているような感覚になりました。

    ヒロインのなずなが魅力的な女の子であるということは分かります。しかし、どのような所が魅力的なのか、外見以外の魅力が伝わりません。

    それは、彼女の行動が何に基づいて行われているものなのか分かりづらく、気まぐれで、何も考えているのか分からないということが原因なのかもしれません。もしくは何を考えているのか分からないというところが神秘的で、彼女の魅力なのかもしれません。しかし彼女の行動の意味不明性が、この作品の意味不明性に繋がってしまっているように感じます。

    また、なずなや女性の先生の描き方が妙に男性目線であり、どこかのおじさんの理想の女性像を見せられてる感があります。一部の男性から見るとなずなは理想の女の子なのかもしれませんが、女性である自分から見るとなずなのあざとさは非常に非現実的で、「男性が作った女の子」という印象を持ちます。

    これは女性全体ではなく私の感じ取り方なので人それぞれだと思いますが・・・。このような女性キャラの扱い方は、現実の女性のことも、なずなというキャラクターのことも下にみているようで不快でした。

    このような女性の描き方はシャフト的なものなのかもしれません。シャフトの女性の描き方はかなり人を選ぶような気がします。理想の女性像を追うことを否定する気はありませんが、そのような不自然な要素を当たり前のように作品の中に入れ込んでくることが不愉快です。

    タイムリープものとしては、タイムリープする原動力を示すことが欠かせないと思います。そして、その原動力が共感できるものであれば、映画の世界の中に観客をのめり込ませることが出来たのではないかなと思います。

    タイムリープものは、タイムリープすること自体よりもタイムリープしたことによってどのように世界が変わるか、登場人物たちの考えや関係性が変化していくか、あらゆる可能性を感じさせるところが好きです。

    タイムリープという派手な設定は、登場人物の心情の変化など細かいところが丁寧に描かれてこそ、観客の心を掴むのではないでしょうか。しかしこの作品はそのタイムリープ設定の面白さが十分に生かされていないところが非常に残念でした。

  • 映像は綺麗なんですが、個人的に登場人物に感情移入出来なかった事と声優とストーリーが好みじゃありませんでした。やっぱり菅田将暉や広瀬すずじゃなくて、普通の声優さんにやって貰いたかったです。俳優、女優を使ってそのファン層の売り上げを伸ばそうとするやり方が気に食わないですね。最近やたらテレビCMでこの映画を見かけますけど、頑張って宣伝してるんだなぁーって想います。君の名はのような人気は見込めないでしょう。
  • 岩井俊二監督の実写版は、人生に影響を与えるぐらいの傑作だったので、アニメ版もとても期待を込めて鑑賞してきました。結論、最低でした。え?これで終わり?みたいな出来です。待て待て、岩井監督が原作で、大根監督が脚本で、新房監督が演出だったら面白くないわけないじゃん!と思ったら、プロデューサーが今をときめく川村元気。。やっぱりなと妙に納得。

    この人の作品は浅くてイマイチ好きになれません。。個人的な相性なのかもしれませんが。もっとスタッフをよく調べて試写会申し込めば良かった。というか、じゃあDAOKOの起用も川村繋がりじゃん!と一気に興醒め。原作を私物化で汚すなよ!あなたはB級サブカルものがお似合いです。

    岩井監督もこの出来で良いのかしら?金儲けのためにプライド捨てたの?

最後のまとめ

正直に言うと、ん~~という感じです。岩井 俊二監督は、めざましテレビで「実写を超えました」的な発言をされていたのですが、フタを開けたらこの酷評。ドラマでは小学生?という設定でしたが、アニメでは中学生の設定に変えたそうです。アニメーターの方々は、中学生のほうが絵にクオリティを持たせることができる。といった発言をされていました。

 

ですが、絵のクオリティよりも考えるところが沢山あったということでしょう。まずは声優ですね。広瀬すずさんや菅田将暉といった、売れっ子の人材を起用したという点。宮野真守といった声優のプロを起用するのは賛成です。現に宮野真守を悪く言う人はいませんでした。

 

ですが、上記両名の評価は酷かったです。話題を掻っ攫う為にタレント声優に力を入れたことも、酷評の要因となったことは否定できません。

 

そしてキャラ設定。声優とは違う意味で、キャラに共感ができない。という致命的な理由です。限られた時間の中で、思い入れができるキャラを描けるか?という初歩的なことができていませんでした。映像や声よりも、キャラに魅力が欠けていたわけです。

 

岩井 俊二監督の次回作への期待値が下がったことは言うまでもありません。

 

 

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